ANOC WORLD BEACH GAMES 2019 総括

10/12から16までカタール・ドーハで開催されておりました第1回ワールドビーチゲームズが閉幕いたしました。

Alkassのネット中継をご覧になって気付かれた方もいらっしゃるかと思います。
ビーチハンドボールの国際大会は日中試合がないことが多いです。
なぜなら暑いから!!

先日東京オリンピックのマラソン、競歩が体調面を考慮して札幌で開催する可能性が出てきたとのニュースが流れておりました。
選手もスタッフも観客も暑いと大変なので、午前中の涼しい時間帯や日が落ちてからナイターで行われるのは助かります。

(2016アジアビーチゲームズ 日本 vs タイより)

さて、今回の大会を振り返ってみると決勝トーナメントに進んだチームは実力が肉薄し、残り数秒まで1点を争う好ゲームが続き、Shoot-outまでもつれるゲームも多くみられました。

【男子】
特に準決勝以降の試合は、キーパーが好セーブを連発し、20点以内とロースコアの結果(多くのゲームでは20点台後半から30点台)となった。優勝したブラジルの#6 Bruno選手(Specialist)は、172cmと小柄ながら190cm台のDF陣をカットインで得点を量産、また、独特の間合いからのスカイパスでのアシストも多く、ブラジルの優勝に貢献しました。

優勝  ブラジル
準優勝 スペイン
3位  スウェーデン


【女子】
今大会ダークホースとなったのはベトナム。アジア選手権では、中国の高さに対応できず惜敗したが、今大会でリベンジを果たす(※中国は若手主体で参加していたためメンバーは大幅に変更)と、予選リーグを3位通過、決勝トーナメントではアルゼンチンを破り4位となった。
ここで注目していただきたいのが、ベトナムの平均身長は166.4cmです。他の国は軒並み平均身長170cmを超えています。高身長の相手に対して十分な対策ができているとともに、身体能力の高い選手が多く、ジャンプボールで跳んでいる選手は167cmながら180cm近い選手にも競り勝っております。ちなみにアジア選手権参加メンバーの女子日本代表の平均身長は166.8cmでした。

優勝  デンマーク
準優勝 ハンガリー
3位  ブラジル

(Alkassのネット中継より抜粋 男子3位スウェーデン)
(Alkassのネット中継より抜粋 男子優勝ブラジル)