2019-04-03
競技規則を基にビーチハンドボールのルールを復習していきます。 大前提として、
「フェアプレー」の原則に基づく。すべての決定は, この原則に従って行われる。
フェアプレーとは: ・プレーヤーの健康、誠実、身体を尊重する。 ・試合の趣旨、原理を尊重する。 ・試合の流れを尊重する。しかし、決して反則した側が有利になってはならない。
16.罰則 退 場 次の場合は、退場とすることができる 。 (a) 「段階的罰則」の領域に収まらないような相手に対するファウルや、同じような違反があったとき。 (b) 罰則を段階的に適用しなければならないような違反。 (c) 正当なスローを行う相手に対して違反があったとき。 (d) プレーヤーやチーム役員による、スポーツマンシップに反する行為。 次の場合は、退場としなければならない 。 (a) 不正交代や不正入場があった場合。 (b) 段階的に罰則を適用しなければならないような違反が繰り返された場合。 (c) コートの内外に関係なくプレーヤーによりスポーツマンシップに反する行為が繰り返された場合。 (d) ボールを所持しているチームの違反を判定したときに、ボールを持っていたプレーヤーがにボールを落とすか置かなかった場合。 (e) 正当なスローを行うプレーヤーに対しての違反が繰り返された場合。 (f) プレーヤーやチーム役員の失格に伴う結果として。 (g) 登録されていない選手がコート上に侵入したり、登録されているチーム役員やプレーヤー以上の人数がゲーム開始後に交代地域にいた場合にチーム責任者に対して。 (h) プレーヤーが怪我をした際に、余分な人数としてチーム役員がコートに入った場合。 (i) プレーヤーの怪我によりチーム役員がコート内に入り怪我の手当てをせず、プレーヤーに指示を出したり相手やレフェリーに近づいた場合。 レフェリーは、違反したプレーヤーとタイムキーパー、スコアラーに規定のジェスチャーを用いて、退場であることを明示する。 退場となったプレーヤーは退場中、競技に出場することはできず、チームはそのプレーヤーの代わりに他のプレーヤーを出場させることもできない。 退場は、競技再開の笛の合図から始まる。 退場となったプレーヤーまたはその交代のプレーヤーは、2 チームの間でターンオーバーが起こった直後に出場することが許される。 プレーヤーの 2 回目の退場は失格となる。 原則として、2 回目の退場による失格は、競技時間の残り時間のみ有効である。そしてこの失格は、事実に基づいたレフェリーの判断とみなされる(これらの失格については、報告書にする必要はない)。
失 格 次の場合は、失格としなければならない 。 (a) スポーツマンシップに反する行為。 (b) いずれかのプレーヤーまたはチーム役員によって行われるスポーツマンシップに反する行為の判定に続いて起こるスポーツマンシップに反する行為。 (c) 相手に対して危害を及ぼすような違反。 (d) 「シュートアウト」(1 人のプレーヤー対ゴールキーパー)の際に、ゴールエリアを離れるゴールキーパーの違反、また相手に対して危害を及ぼすような違反(明らかにボールに対してではなく、相手の身体に対しての行動)。 (e) コートの内外におけるプレーヤーまたはチーム役員の著しくスポーツマンシップに反する行為。 (f) 例えば、試合の前や競技の中断中といった競技時間外でのプレーヤーによる暴力行為や暴言。 (g) チーム役員による暴力行為や暴言。 (h) 同一プレーヤーの 2 回目の退場に伴う結果として。 (i) 競技中断中におけるプレーヤーまたはチーム役員のスポーツマンシップに反する行為が繰り返される場合。 レフェリーはタイムアウトを取った後でレッドカードを高くあげ、違反したプレーヤーまたはチーム役員、そしてタイムキーパーとスコアラーに失格であることを明示する。 プレーヤーやチーム役員の失格は毎回、残りのすべての競技時間を通して適用される。そのプレーヤーやチーム役員は、コートからも交代地域からも直ちに去らなければならない。去った後、そのプレーヤーやチーム役員がチームに関与することは一切許されない。
失格により、参加できるプレーヤーやチーム役員の数は減る。しかし、両チームの間でターンオーバーが起きた後では、コート上のプレーヤーの数を戻すことができる。 失格(2 回目の退場の場合を除く)は、報告書で当該の機関に対してレフェリーによって説明されなければならない。 ゴールキーパーやコートプレーヤーが「シュートアウト」の際に、スポーツマンシップに反する行為や著しくスポーツマンシップに反する行為によって罰則が適用された場合、そのプレーヤーの失格となる。
一度に行った複数の違反 競技の再開前に 1 名のプレーヤーまたは 1 名のチーム役員が同時に、あるいは連続して複数の違反をし、それぞれの違反に対する罰則の重さが異なるときは、原則として最も重い罰則だけを適用する。 違反の 1 つが暴力行為または暴言の場合、この違反への罰則が必ず適用される。
競技時間外の違反行為 プレーヤーやチーム役員が競技時間外に競技会場で、スポーツマンシップに反する行為、著しくスポーツマンシップに反する行為、または暴力行為(暴言)をした場合、次のように罰則を適用する。
競技の開始前 (a) スポーツマンシップに反する行為に対しては、口頭での注意が与えられる。 (b) 著しくスポーツマンシップに反する行為に対しては、失格が与えられる。しかし、チームは10人のプレーヤーと 4 人のチーム役員で試合を開始することが許される。
競技の中断中 (c) スポーツマンシップに反する行為に対しては、口頭での注意が与えられる。 (d) 繰り返し行われるスポーツマンシップに反する行為、また暴力行為(暴言)の場合には、失格が与えられる。競技時間中に適用される違反行為は、繰り返し行われるスポーツマンシップに反する行為の場合には適用されない。
競技中断中の失格の後では、チームは競技中断直前と同じ人数のプレーヤーで競技を続けることが許される。
競技の終了後 (e) 報告書を作成する。
注 1 : 競技時間 競技時間に示された状況とは、通常、競技時間内に起こった違反を含む。 競技時間とは、タイムアウト、ゴールデンゴール、シュートアウトを含む。ただし、ハーフ間の休憩時間は含まない。
注 2 : ターンオーバー 「ターンオーバー」は、ボールの所持が一方からもう一方のチームへ変わるという意味で用いられる。
例外と注釈 a) 第 2 ハーフの最初、ゴールデンゴール、シュートアウトにおいては、退場したプレーヤーは交代が可能で、再びコートに戻ることが許される。 b) アドバンテージを認めた状況において退場が遅れた場合 ・ 退場は、退場が判定された直後に始まる。例えば、アドバンテージの状況が終了して、相応する判定が下された直後である。
注 3 「競技時間の終了まで有効」は、「ゴールデンゴール」と「シュートアウト」を含む。
注 4 : ゴールキーパーのゴールエリア外での行動 ゴールキーパーは、ゴールエリア外での相手との接触に完全に責任を負わなければならない。特に攻撃側プレーヤーにゴールキーパーが見えていない(避けることができない)状況においては、各種スロー(明らかな得点の機会であれば、6 m スロー)に加え段階的な罰則が与えられる。もしそのような違反がシュートアウト中に行われた場合、6 m スローとゴールキーパーの失格が判定される。 それに反して(もし攻撃側プレーヤーにゴールキーパーを見て避ける時間と空間があった場合)ゴールキーパー側のチームにフリースロー(オフェンスのファウル)が与えられる。
注 5 : ゴールエリア内でのゴールキーパーの行動 ゴールキーパーが得点をしようとする相手に対して垂直ではない方向にジャンプをした場合、また相手を脅かすような行動をした場合、6 m スローと退場が判定されなければならない。ゴールキーパーが相手に対して身体接触を伴った場合、6 m スローと失格が判定されなければならない。防御側のゴールキーパーは常にこの種の行動に対して責任がある。
参照元:http://handball.or.jp/rule/doc/2019competition_rule_beach.pdf
ビーチハンドボールルールその16
競技規則を基にビーチハンドボールのルールを復習していきます。
大前提として、
・プレーヤーの健康、誠実、身体を尊重する。
・試合の趣旨、原理を尊重する。
・試合の流れを尊重する。しかし、決して反則した側が有利になってはならない。
16.罰則
退 場
次の場合は、退場とすることができる。
(a) 「段階的罰則」の領域に収まらないような相手に対するファウルや、同じような違反があったとき。
(b) 罰則を段階的に適用しなければならないような違反。
(c) 正当なスローを行う相手に対して違反があったとき。
(d) プレーヤーやチーム役員による、スポーツマンシップに反する行為。
次の場合は、退場としなければならない。
(a) 不正交代や不正入場があった場合。
(b) 段階的に罰則を適用しなければならないような違反が繰り返された場合。
(c) コートの内外に関係なくプレーヤーによりスポーツマンシップに反する行為が繰り返された場合。
(d) ボールを所持しているチームの違反を判定したときに、ボールを持っていたプレーヤーがにボールを落とすか置かなかった場合。
(e) 正当なスローを行うプレーヤーに対しての違反が繰り返された場合。
(f) プレーヤーやチーム役員の失格に伴う結果として。
(g) 登録されていない選手がコート上に侵入したり、登録されているチーム役員やプレーヤー以上の人数がゲーム開始後に交代地域にいた場合にチーム責任者に対して。
(h) プレーヤーが怪我をした際に、余分な人数としてチーム役員がコートに入った場合。
(i) プレーヤーの怪我によりチーム役員がコート内に入り怪我の手当てをせず、プレーヤーに指示を出したり相手やレフェリーに近づいた場合。
レフェリーは、違反したプレーヤーとタイムキーパー、スコアラーに規定のジェスチャーを用いて、退場であることを明示する。
退場となったプレーヤーは退場中、競技に出場することはできず、チームはそのプレーヤーの代わりに他のプレーヤーを出場させることもできない。
退場は、競技再開の笛の合図から始まる。
退場となったプレーヤーまたはその交代のプレーヤーは、2 チームの間でターンオーバーが起こった直後に出場することが許される。
プレーヤーの 2 回目の退場は失格となる。
原則として、2 回目の退場による失格は、競技時間の残り時間のみ有効である。そしてこの失格は、事実に基づいたレフェリーの判断とみなされる(これらの失格については、報告書にする必要はない)。
失 格
次の場合は、失格としなければならない。
(a) スポーツマンシップに反する行為。
(b) いずれかのプレーヤーまたはチーム役員によって行われるスポーツマンシップに反する行為の判定に続いて起こるスポーツマンシップに反する行為。
(c) 相手に対して危害を及ぼすような違反。
(d) 「シュートアウト」(1 人のプレーヤー対ゴールキーパー)の際に、ゴールエリアを離れるゴールキーパーの違反、また相手に対して危害を及ぼすような違反(明らかにボールに対してではなく、相手の身体に対しての行動)。
(e) コートの内外におけるプレーヤーまたはチーム役員の著しくスポーツマンシップに反する行為。
(f) 例えば、試合の前や競技の中断中といった競技時間外でのプレーヤーによる暴力行為や暴言。
(g) チーム役員による暴力行為や暴言。
(h) 同一プレーヤーの 2 回目の退場に伴う結果として。
(i) 競技中断中におけるプレーヤーまたはチーム役員のスポーツマンシップに反する行為が繰り返される場合。
レフェリーはタイムアウトを取った後でレッドカードを高くあげ、違反したプレーヤーまたはチーム役員、そしてタイムキーパーとスコアラーに失格であることを明示する。
プレーヤーやチーム役員の失格は毎回、残りのすべての競技時間を通して適用される。そのプレーヤーやチーム役員は、コートからも交代地域からも直ちに去らなければならない。去った後、そのプレーヤーやチーム役員がチームに関与することは一切許されない。
失格により、参加できるプレーヤーやチーム役員の数は減る。しかし、両チームの間でターンオーバーが起きた後では、コート上のプレーヤーの数を戻すことができる。
失格(2 回目の退場の場合を除く)は、報告書で当該の機関に対してレフェリーによって説明されなければならない。
ゴールキーパーやコートプレーヤーが「シュートアウト」の際に、スポーツマンシップに反する行為や著しくスポーツマンシップに反する行為によって罰則が適用された場合、そのプレーヤーの失格となる。
一度に行った複数の違反
競技の再開前に 1 名のプレーヤーまたは 1 名のチーム役員が同時に、あるいは連続して複数の違反をし、それぞれの違反に対する罰則の重さが異なるときは、原則として最も重い罰則だけを適用する。
違反の 1 つが暴力行為または暴言の場合、この違反への罰則が必ず適用される。
競技時間外の違反行為
プレーヤーやチーム役員が競技時間外に競技会場で、スポーツマンシップに反する行為、著しくスポーツマンシップに反する行為、または暴力行為(暴言)をした場合、次のように罰則を適用する。
競技の開始前
(a) スポーツマンシップに反する行為に対しては、口頭での注意が与えられる。
(b) 著しくスポーツマンシップに反する行為に対しては、失格が与えられる。しかし、チームは10人のプレーヤーと 4 人のチーム役員で試合を開始することが許される。
競技の中断中
(c) スポーツマンシップに反する行為に対しては、口頭での注意が与えられる。
(d) 繰り返し行われるスポーツマンシップに反する行為、また暴力行為(暴言)の場合には、失格が与えられる。競技時間中に適用される違反行為は、繰り返し行われるスポーツマンシップに反する行為の場合には適用されない。
競技中断中の失格の後では、チームは競技中断直前と同じ人数のプレーヤーで競技を続けることが許される。
競技の終了後
(e) 報告書を作成する。
注 1 : 競技時間
競技時間に示された状況とは、通常、競技時間内に起こった違反を含む。
競技時間とは、タイムアウト、ゴールデンゴール、シュートアウトを含む。ただし、ハーフ間の休憩時間は含まない。
注 2 : ターンオーバー
「ターンオーバー」は、ボールの所持が一方からもう一方のチームへ変わるという意味で用いられる。
例外と注釈
a) 第 2 ハーフの最初、ゴールデンゴール、シュートアウトにおいては、退場したプレーヤーは交代が可能で、再びコートに戻ることが許される。
b) アドバンテージを認めた状況において退場が遅れた場合
・ 退場は、退場が判定された直後に始まる。例えば、アドバンテージの状況が終了して、相応する判定が下された直後である。
注 3
「競技時間の終了まで有効」は、「ゴールデンゴール」と「シュートアウト」を含む。
注 4 : ゴールキーパーのゴールエリア外での行動
ゴールキーパーは、ゴールエリア外での相手との接触に完全に責任を負わなければならない。特に攻撃側プレーヤーにゴールキーパーが見えていない(避けることができない)状況においては、各種スロー(明らかな得点の機会であれば、6 m スロー)に加え段階的な罰則が与えられる。もしそのような違反がシュートアウト中に行われた場合、6 m スローとゴールキーパーの失格が判定される。
それに反して(もし攻撃側プレーヤーにゴールキーパーを見て避ける時間と空間があった場合)ゴールキーパー側のチームにフリースロー(オフェンスのファウル)が与えられる。
注 5 : ゴールエリア内でのゴールキーパーの行動
ゴールキーパーが得点をしようとする相手に対して垂直ではない方向にジャンプをした場合、また相手を脅かすような行動をした場合、6 m スローと退場が判定されなければならない。ゴールキーパーが相手に対して身体接触を伴った場合、6 m スローと失格が判定されなければならない。防御側のゴールキーパーは常にこの種の行動に対して責任がある。
参照元:http://handball.or.jp/rule/doc/2019competition_rule_beach.pdf
ルール