ビーチハンドボールルールその12

2019-04-01

競技規則を基にビーチハンドボールのルールを復習していきます。

大前提として、

「フェアプレー」の原則に基づく。すべての決定は, この原則に従って行われる。



フェアプレーとは:
・プレーヤーの健康、誠実、身体を尊重する。
・試合の趣旨、原理を尊重する。
・試合の流れを尊重する。しかし、決して反則した側が有利になってはならない。


12.ゴールキーパースロー

次の場合、ゴールキーパースローを判定する。
(a) 相手チームのプレーヤーが、違反してゴールエリアに侵入したとき。
(b) 相手チームが得点をあげたとき。
(c) ゴールエリア内でゴールキーパーがボールをコントロールしたとき。
(d) ゴールキーパーか相手チームのプレーヤーが最後にボールに触れた後、ボールがアウターゴールラインを通過したとき。

上記のすべての状況は競技の中断中と見なすため、ゴールキーパースローを判定してから実施されるまでの間に違反行為があった場合は、ゴールキーパースローにより競技を再開するという意味である。ゴールキーパースローが判定されてから実施されるまでの間に、ゴールキーパー側のチームが規則に違反した場合、その違反に相応しいスローで競技を再開する。

ゴールキーパーは、レフェリーの笛の合図なしで、ボールがゴールエリアラインを越えるようにゴールエリアからゴールキーパースローを行う。
ゴールキーパーの投げたボールがゴールエリアラインを完全に通過したとき、 ゴールキーパースローを行ったと見なす。
相手チームのプレーヤーはゴールエリアラインのすぐ外にいてもよいが、ボールがゴールエリアラインを通過するまで、ボールに触れることはできない。

※ゴールキーパーの交代の間のゴールキーパースロー : ゴールキーパースローは、必ずコートから出て行くゴールキーパーによって行われなければいけない。ゴールキーパーはゴールキーパースロー行った後でのみ、コートを出ることが許される。(国内大会で徹底されていないことが多いので注意)

ゴールキーパーはゴールキーパースローを行った後、他のプレーヤーがそのボールに触れるまで再びボールに触れることはできない。

参照元:http://handball.or.jp/rule/doc/2019competition_rule_beach.pdf